ハーンと漱石 中央区
移動手段:徒歩
ふたりの文豪が目にした
軍事都市・熊本の風景
ラフカディオ・ハーン、のちの小泉八雲が熊本で過ごしたのは、明治24年11月からの約3年間。夏目漱石は明治29年4月からの約4年3カ月間である。ふたりがいたころの熊本は、陸軍の第六師団が置かれた軍事都市だった。
ハーンは、西南戦争の14年後から日清戦争が開戦した直後まで、漱石は、日清戦争の終戦の翌年から日露戦争開戦の4年前まで、五高の学生たちに英語を教えた。ふたりが暮らした旧居跡や五高などをたどり、その目に映った風景の面影を探す。